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URBAN LIFE 「METRO」
1996年第4号
歴史探訪「忠臣蔵ゆかりの地を歩く」 財団法人 地下鉄互助会 発行

「浅野内匠頭切腹」田村邸跡〜新橋
浅野内匠頭が切腹した新橋の田村邸跡。石碑が残るだけで当時の面影はない。
「あら、切腹最中だって」石碑のそばに看板が。これはぜひみなければっ。「いったいどんな最中ですかね。赤いあんこが入っているのかな」あまり食欲をそそらない想像がふくらむ。看板の地図から、和菓子「新正堂」はれんが通りにあった。店の前には吉良邸討ち入りの時の火事装束をイメージさせる入山形模様が、さて最中の形態は・・・あ、皮からあんこがはみ出ている・・・。「中に赤いあんこがはみ出ている・・・。中に赤いあんこをいれたら、とおっしゃる方もいるんですよ」とお店のおねえさん。「でもねあんこの中に真っ白な求肥が入ってて評判いいんですよ。」なるほど、腹黒くないって意味ね。確かに求肥があっさりと上品なおいしさをかもしだしておりました。にくい演出ですな。
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